自動認識技術・動向
社長の自動認識講座

社長の自動認識講座

自動認識技術に関する基礎知識やアイニックスが提案する自動認識コンセプトをお伝えします。

ライセンスキー発行

ライセンスキー発行

ご購入いただいた製品のライセンスキーを当WEBサイト上で発行いたします。

LEDピッキングシステム CAPTRON

LEDピッキングシステム CAPTRON

LEDピッキングシステムの「CAPTRON LED PIC」を7月よりリリース!高い視認性、操作性と異次元の堅牢性によりTCOを削減します。

GS1 Databar (RSS)の概要

 

RSSとは、Reduced Space Symbology(省スペースシンボル)の略称で、1996年、国際EAN協会と米国コードセンター(UCC)が共同で開発した小物商品用の流通バーコードシンボルである。1999年に国際自動認識協会AIMIのITS規格になり、その後、ISO/IEC24724で規格化された。従来のバーコードは、シンボルキャラクタとエンコードキャラクタが1対1で対応していたが、RSSでは、データが圧縮されているので、少ないモジュール数で多くの情報を表わせるようになっている。RSSシンボルは、2007年1月よりGS1 Databarに改名された。

GS1 Databarには、GS1 Databar(標準型)GS1 Databar Limited(制限型)GS1 Databar EXpanded(拡張型)の3種類のシンボルがある。また、GS1 Databarは、GS1 Databar Omni-directional(標準型)、GS1 Databar Stacked(二層型)、GS1 Databar Truncated(高さ制限型)、GS1 Databar Stacked Omni-directional(二層標準型)の4種類のバリエーション(GS1 Databar Family)がある。これは、高さ方向の印字スペースのない商品、印字幅のない商品、オムニスキャナでの読み取りが想定できる商品など、様々のアプリケーションに対応できるように工夫したものである。

GS1 Databar Limitedは、GS1 Databarの限定版であり、梱包インジケータを使用単位の“0”と販売単位の“1”に限定することにより、シンボルサイズを最小化している。

GS1 Databar Expandedは、GS1 Databarの拡張版であり、GS1-128のようにアプリケーション識別子とデータを組み合わせて、複数のデータを連結できるようになっている。また、GS1 Databar Expanded Stackedは、GS1 Databar Expandedを多段化することができる。

GS1は、まずEAN-13/8やUPC-A/Eがマーキングできない果実、食肉、文具、化粧品、薬品、医療材料にGS1 Databarの利用を提案している。そして、次に、GS1 Databarの読取環境が広く整えば、汎用商品においても利用されるだろうと考えている。なぜなら、GS1 Databarは、国際取引商品コードGTINに対応できると供に、パッケージデザインの自由度が向上するからである。

image011
RSS-14のシンボル構造

image012
RSS Limitedのシンボル構造

image013
RSS Expandedのシンボル構造

 

 

関連製品

Contact

お問い合わせ

当社に関する質問やご相談はフォームよりお問い合わせください。
気になる点や質問などもございましたら、お気軽にご連絡ください。

-->