自動認識技術・動向
社長の自動認識講座

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自動認識技術に関する基礎知識やアイニックスが提案する自動認識コンセプトをお伝えします。

ライセンスキー発行

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ご購入いただいた製品のライセンスキーを当WEBサイト上で発行いたします。

LEDピッキングシステム CAPTRON

LEDピッキングシステム CAPTRON

LEDピッキングシステムの「CAPTRON LED PIC」を7月よりリリース!高い視認性、操作性と異次元の堅牢性によりTCOを削減します。

アクティブRFIDによる監視

RFIDによる監視ソリューション

倉庫、工場、病院等、温度や湿度の環境管理が行われていますが、実際の環境がどのようになっているかは、エアコン任せになっていることが殆どです。エアコンのセンサーは、エアコンの設置場所周辺を計測していますので、大きな部屋では温度分布には大きな差があります。また、保管管理のために巡回監視をしているところもありますが、その監視コストは高く、また、監視結果をフィードバックされることは少ないと思います。更に、監視結果の集計や分析を行っているところは稀だと思います。温度、湿度センサー付RFID監視タグを使用すれば、簡単に環境を監視ができ、しかもデータの集積や分析が容易です。

RFIDは、物流管理、アクセス管理、トレーサビリティ等に使用され、移動した結果は把握できますが、その状態を監視することはできません。そこで、運動センサー付監視タグ使用すれば、タグが振動している間は、スイッチ信号を送信し続けますので、物や人の状態を監視することができます。あるいは、製品が不用意に移動させられた場合、その移動を監視することもできます。

このように監視タグを使用した環境監視や移動監視は、RFIDの新しいソリューションです。そこで、アイニックスは、RFID監視タグを使用した安価で設置が容易なRFID監視(RFID Monitoring)を提案します。

監視タグマーク

監視タグによる環境監視

RFID環境監視は、温度や湿度のセンサーを内蔵したRFIDを使用して監視するシステムです。監視タグは、ID情報と温度・湿度情報を定期的に送信し、RFIDリーダは、その信号を受信し、そのデータをコンピュータに転送します。監視タグは、無線LANと同じ小電力無線通信システムですので、通信距離が見通し距離で約65mと大きく、1台のRFIDリーダで広い範囲の環境をリアルタイムに監視することができます。

また、監視タグは、従来、使用されていたデータロガーより小型で、しかも電源が不要ですので、誰でも簡単に設置できるのも特長です。更に、監視タグは、大容量バッテリー搭載により、2.5秒間隔の送信間隔で5~8年間の電池寿命があり、送信間隔を大きくすれば最大10年間まで使用することができます。これは、維持管理コストを大きく削減でき、TCO(トータルの投資効率)を最大化します。

  • 食品の冷凍保存、冷蔵保存の保管監視
  • 毛皮、羊毛、着物などのカビや虫防止のための保管監視
  • 精密機器の錆防止のための保管監視
  • 美術品、骨董品などの保管監視
  • コンピュータ室、精密検査室、研究室など、適性温湿度のための環境監視
  • 塗装、印刷、フィルム加工など、適正温湿度のための環境監視
  • 事務所、病院、公共スペースなど、適正温湿度のための環境監視
  • 温室栽培の環境監視。

監視タグによる移動監視

RFID移動監視は、振動や衝撃を検知する運動センサーを内蔵したRFIDを使用して監視するシステムです。ID情報を運動センサーによるモーション信号を定期的に送信します。これにより、今、物が移動中かどうかの状態を監視することができます。また、「移動してはならない製品が動いた。」または、「移動すべき製品が指示どおりに移動していない。」という監視も可能です。

RFIDリーダは、広い部屋では複数台設置し、また、部屋毎に設置します。したがって、監視タグが移動して、受信するRFIDリーダが変われば、移動先も検知ることができます。複数のRFIDリーダが同じ監視タグを検知している場合は、受信電波強度の高い方を所在エリアとして考えることができます。

  • 衝撃に弱い精密機器の保管監視
  • 物の移動時間の計測
  • 物の盗難監視
  • 人や動物の行動監視
  • 介護の動態監視

監視タグによる所在確認、所在検知

監視タグは、環境監視や移動監視ばかりでなく、長い通信距離から製品がどのRFIDリーダの検知エリアにあるかを知ることができます。また、各部屋にRFIDリーダが設置されていれば、どの部屋にあるかを知ることができます。監視タグは、固定式のRFIDリーダの他に、CFカードリーダを用意していますので、PDAやハンディターミナルに装着し、部屋毎に探査することも可能です。

もし、製品のエリアを知ることができた場合でも、類似製品が平置きまたは棚入れされている場合は、製品捜しに時間を要します。そこで、監視タグは、LEDとビーパーにより自らの場所を知らせることができます。例えば、製品番号をハンディターミナルに入力し、それに対応するRFIDに対してLEDをフラシュさせ、ビーパーを発音させることにより、容易に所在を知ることができます。

  • 輸液ポンプ等の医療機器の所在監視
  • 測定器、検査機器、工具等の所在監視
  • 人の所在監視
  • 登下校の監視
  • 徘徊者の監視

コールボタンによる緊急連絡

監視タグは、コールボタン機能を持っています。リアルタイム環境監視とは別に、状況の変化を知るための巡回監視をした場合、問題を緊急連絡するときに有効です。コールボタンを押すことにより、スイッチ信号がRFIDリーダに送信され、監視室に連絡することができます。また、コールボタンを押したときに、温度、湿度のデータを強制送信します。

RFID監視システム

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