Micro QR Code
概要
Micro QR Codeは、1997年に(株)デンソーウェーブが開発したマトリクス型の二次元シンボルです。オリジナルのQR Codeは、セルサイズを21セル×21セル以下にすることできないので、極小シンボルを作成できませんでした。しかし、Micro QR Codeは、ファインダーパターンの目玉を1つにし、最小セルサイズを11×11。13×13セル、15×15セル、そして、17×17セルの4バージョンに限定したことにより、収納できるデータ量は多くないものの、極小シンボルが作成できるようになりました。そのため、半導体、電子部品、自動車部品などの生産管理やトレーサビリティに活用されています。
Micro QR Codeは、2004年にQR Codeに統合され、JIS-X-0510で規格化された。ISO/IEC 24719で規格化を検討していたが、2005年のQR Codeの規格見直しの際、QR CodeのISO/IEC 18004に統合された。
特長
- Micro QRCodeでは最大で、英数字21字、数字35字、バイナリ15バイト、漢字9文字を1つのシンボルに収容できます。
- 白または黒の値を持ちうる基本構成単位をセルといい、シンボルの縦横のセル総数は同じで、Micro QRCodeではセル総数が11セルから2セル間隔に17セルまでの4個のバージョンがあります。
- シンボルは、機能セルとデータ セルにより構成されます。機能セルには、Micro QRCodeでは1頂点に配置され、シンボル位置の検出のための位置検出パターン、これらをデータ セルから分離するためのセパレータ、シンボルのデータ密度を知るためのタイミング パターンが含まれます。また、データ セルには、データ キャラクタ、コード化モードを表すモード キャラクタ、および誤り検出、訂正のためにRS符号化されたRSキャラクタが含まれます。
- 一部のデータ キャラクタが汚損しても読み取り時に情報を修復することを可能とするために誤り検出、訂正能力を備えています。どの程度のデータが修復可能であるかは誤り検出、訂正のレベルによりますが、どのレベルを選択しても、誤りを見逃す確立は10億分の1以下です。Micro QRCodeバージョンM2、M3では約7%、及び15%復元、バージョンM4では約7%、15%、及び25%復元の内から選択でき、バージョンM1では誤り検出のみが行えます。
寸法
- 最少セルサイズ(X)は、プリンタ ドットの3ドット以上が推奨されています。
- クワイエットゾーンの最小値は上下左右共2Xです。
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