Code11
概要
Code11は、インターメック社が、1977年に開発した高密度の分離型シンボルで、15キャラクタ/インチの情報化密度を持っている。かつては、AT&T社の通信機器や部品等に使用されていた。
特長
- キャラクタ セットは、数字(0から9)、ハイフン(-)およびスタート/ストップ コードです。
- シンボルキャラクタは、3本のバーとそれに挟まれた2本のスペースで構成され、11キャラクタをコード化できます。ワイドエレメントが2本の場合と1本の場合では、エレメント幅が異なります。キャラクタ間にスペースが入る分離型です。
- スタート/ストップ コードは、共に"00110"を使用します。
- 自己チェック機能が有りませんので、必ずチェックデジットを使用します。
- チェックデジットは、モジュロ11を使用します。
寸法
- 最少エレメント幅(X)は、0.191mmで、ワイドエレメント幅は、0.43mmと0.66mmす。
- 細太エレメント比は、2本のワイドエレメントの場合1:2.24で、1本のワイドエレメントの場合1:3.5です。
- キャラクタ間ギャップは、0.19mm以上です。
- クワイエットゾーンの最小値は、10Xまたは2.54mmの大きい方の値です。手動走査の場合、6.35mm以上が好ましいとされています。
- エレメントの高さの最小値は、9.1mm以上です。