MSI Code
概要
MSI Codeは、米国MSI Data Corporation社が開発したバーコードで、パルス幅変調 (PWM)によりコード化している。バーがスペースより広い場合は1ビットとし、バーがスペースより狭い場合は0ビットとする。米国では、商品棚にマーキングしハンドヘルドターミナルによる補充発注等に使用されている。
特長
- キャラクタ セットは、数字(0から9)。<br />スタートコード、14桁までのデータと1桁のチェックデジット、ストップコードで構成されます。
- シンボルキャラクタは、バーから始まる4本のバーと4本のスペースで構成されています。また、二値幅型シンボルで、キャラクタ間ギャップのない連続型シンボルです。
- スタート コードは、BCD値1ビットの"10"、ストップコード(リバーススタートコード)は、BCD値0ビットの"010"です。但し、"0"は細バーまたは細スペース、"1"は太バーまたは太スペースです。
- シンボルチェックデジットは、MSIチェックデジット(モジュロ10ウェイト2)を使用します。
寸法
- 最小エレメント幅(X)は、0.20mmです。
- 細太エレメント比は、1:2以上です。
- クワイエットゾーンの最小値は、6.35mm以上です。
- エレメントの高さの最小値は、7.6mmです。