特　長

独自の画像処理技術 FuzzyScan

機械学習アルゴリズムと先進の画像認識技術による FuzzyScanは、高いバーコード読取性能を提供します。例えば、高密度、低品位、歪、汚れ、損傷のある場合やオーバーラップされた場合でも読取できます。更に、スマホに表示したQRコードのクーポン、商品券、搭乗券などの読取も可能です。また、デジカメ機能により、商品やドキュメントのイメージを取得し、BITMAPで出力できます。

高解像度イメージセンサにより高い分解能と広い読取範囲

S680は、1280×800ピクセルの高解像度イメージセンサを搭載していますので、0.076mm(1次元)および0.127mm(2次元）のシンボルまで読み取ることができます。また、読取距離は、JANコード(0.33mm)の場合、接触から約25cmまでと大きくなっています。更に、読取範囲は、視野角が56°×37°とワイドです。

スキャンアンドゴー可能にした高速読取

S680は、スキャナの前に翳すだけで素早く読み取りできすので、スキャンアンドゴーのセルフショッピングを可能にします。最大移動読取速度が 6m/秒とトップクラスの速度ですので、バーコードを止めずに素早く読み取りできます。したがって、お客様を待たせる時間を少なくできます。

 ハンズフリー読取とハンドヘルド読取に対応

通常は、商品をスキャナの前に翳してハンズフリー読取をしますが、ドッグフードなどの大きな商品を読み取る場合やメニューシートを読み取る場合は、スキャナのトリガーボタンを押してハンドヘルドモードに切り替えできます。ハンドヘルド読取では、緑色のスポット光でシンボルを狙い、トリガーボタンを押して読み取りします。

広い傾斜角度の多用途スタンド

スキャナスタンドは、前方45°から後方90°まで広い傾斜角度に対応していますので、現場や商品に合わせて最適な角度に調整できます。しかも、オプションの固定マグネットを装着することによって、偶発的な落下を心配することなくカウンタにしっかりと固定できます。また、必要に応じてスキャナをテーブルから取外し、手で持って読み取ることができます。

様々な用途で使用できる多用途設計

コンパクトでモダンがデザインは、 スーパー、コンビニ、キヨスク、専門店など、様々な店舗にフィットします。また、多用途用に設計されたスキャナスタンドは、店舗カウンタばかりでなく、テーブルの下側や壁に取り付けたり、受付端末やポイント端末などに組み込むことができます。しかも、取付キットなしで装着できます。

多言語対応

FuzzyScan Multilingual Edgeは、スキャンしたデータを日本語、中国語、韓国語、タイ語、アラビア語など、様々な言語で出力する機能です。したがって、文字コードUTF8でエンコードされた日本語は、USB HIDで日本語入力が可能です。

iCodeシングルスキャン設定

 iCodeは、スキャナの設定を簡素化するためのバーコードコマンドです。複数のバーコードを読み取って設定する代わりに、一つのiCodeを読み取るだけで複数の設定が完了します。これにより設定ミスをなくし、設定時間を短縮できます。

DataWizardによるデータ編集機能

DataWizard プレミアムは、スキャンしたデータを送信する前に予め設定された順序に並べ替えたり、特定の文字を挿入、削除、照合するなど、データを編集できます。更に、データスクリプトを作成することにより、複雑な論理演算を実行することもできます。例えば、GS1アプリケーション識別子を解析して必要なデータを抽出し、アプリケーションに合わせてデータを加工してデータフィールドに入力できます。