RFID監視とは

RFID監視は、RFIDに各種センサーを搭載することにより環境監視、移動監視、稼働監視、動作監視などを実現する新しいRFIDコンセプトです。RFIDは、従来、物流管理、所在管理、履歴管理が中心でしたが、RFID監視は、監視を目的にしています。

環境監視

管理と監視で最適化

倉庫、工場、事務所、病院等、温度や湿度の環境管理が行われていますが、実際の環境がどのようになっているかは、エアコン任せになっていることが殆どです。巡回監視により記録簿に記入しているところもありますが、その監視精度は低く、また、監視結果が管理にフィードバックされることは少ないと思います。更に、監視結果の集計や分析を行っているところは稀だと思います。環境管理は、環境監視があってこそ最適化が実現できるのですが、なぜ機械的な自動監視を導入していないのでしょうか。それは、センサーの設置費用や監視システムなどの設備投資金額が大きいからに他なりません。そこで、アイニックスは、RFID監視タグを使用した安価で設置が容易なRFID監視(RFID Monitoring)を提案します。

監視タグによる環境監視

RFID監視は、アクティブRFIDに温度や湿度のセンサーを内蔵し、ID情報とセンサー情報を定期的に送信しますので、設置やデータ収集が簡単にでき、投資金額を低く抑えることができます。しかも、巡回監視による人件費の削減と監視精度の向上、そして、データ分析が容易に実現します。

温度・湿度・運動センサ監視タグ (SYTAG245-HT1)は、大容量バッテリー搭載により5年以上の電池寿命がありますので、電池交換の心配がありません。更に、通信距離が最大65mもありますので、広いエリアでも1台のRFIDリーダでデータ収集できます。

温湿度センサノード (WS-Z3027) は、920MHz帯の特定小電力無線により最長5kmの距離で温度と湿度を計測、監視できます。電池寿命は5年間以上です。

電力センサノード(WS-Z3030)は、920MHz帯の特定小電力無線により最長5kmの距離で電力量を計測、監視できます。電池寿命は5年間以上です。

監視タグによる移動監視

「移動してはならない製品が動いた。」または、「移動すべき製品が指示どおりに移動していない。」という場合、移動監視が必要になります。この場合、振動や衝撃を検知する運動センサーにより監視を行います。RFID監視タグ (SYTAG245-HT1)は、運動センサーを内蔵していますので、少しの振動や衝撃でも検知しスイッチ信号を送信します。また、所定の保管場所から移動した場合は、受信するRFIDリーダが変わりますので、移動先も検知することができます。

監視タグによる製品捜索

類似製品が平置きまたは棚入れされているとき、製品を捜すことがあります。捜索時間を短縮するためにロケーション管理を導入している場合でも、そのエリア内での捜索は必要です。RFID監視タグ (SYTAG245-HT1)は、LEDとビーパーにより自らの場所を知らせることができます。例えば、製品番号をハンディターミナルに入力し、それに対応するRFIDに対してLED点滅とビーパーの発音を指示することにより、容易に所在を知ることができます。

コールボタンによる緊急連絡

RFID監視によりリアルタイム環境監視できますが、それ以外の項目は、従来の循環監視が必要です。巡回監視で発見した問題を緊急連絡するときに、監視タグに付いたコールボタンは有効です。コールボタンを押すことにより、スイッチ信号がRFIDリーダに送信され、監視室に連絡することができます。

RFID監視システム