AINIX NEWS Vol.20
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AINIX NEWS Vol.20 (2017/03/01)
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--------------- 目次 -----------------------------------------------------------
【1】業界情報
・コンビニの効率化は、RFIDか、画像処理か
【2】新製品情報
・ウェアラブルスキャナ GSR-1000BT/5000BTを販売開始
・高性能CCDスキャナ MT8015Wの読取性能を改善
・2次元バーコード検証機 REA VeriCubeを販売開始
・HID対応の卓上型NFCリーダ XR06U-TIを販売開始
・UHF帯RFIDリーダ RFR900を販売開始
・入出荷・棚卸・検品システム POT Check 3.0を販売開始
【3】イベント情報
・第33回 流通情報システム総合展 リテールテック JAPAN 2017
・第7回 モバイル活用展 春
【4】お知らせ、キャンペーン、その他
・バーコードリーダのバリューキャンペーン
・BarStar Pro、LabelStar Pro のバージョンアップ
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【1】業界動向
◆ コンビニの効率化は、RFIDか、画像処理か
昨年6月、経済産業省がコンビニでRFIDの実証実験を行うと発表し、12月にローソンで
会計や袋詰めを自動化する無人レジが公開されました。そして、今年中に十数店舗に展
開すると言います。経済産業省は、コンビニ4万店に展開すれば、タグ価格が1円位にで
き、一気に普及するだろうと目論んでいるようです。
10年位前にタグが5円になれば普及すると言われ、現在、漸く10円を切るレベルまでに
到達しました。そして、アパレルでは、素早い決済と短時間の棚卸から、現状価格でも
世界的に導入が進んでいます。特に、クローズなサプライチェーンの製造小売(SPA)は、
独自の判断とリスクでタグを付けることができますので、普及が加速しました。
それに比べコンビニのようなオープンなサプライチェーンでは、例え1円でも、自社負担
でタグを付ける企業がどの位いるでしょうか。100円の製品で1%コストアップは、不可能
に近い負担です。また、飲料品、冷凍品、スチール缶などでは、特殊なタグが必要になり、
更なるコストアップが予想されます。取引量の優位性が働くコンビニ向けに限定するのは、
卸が混乱しますので、プライベートブランド以外は難しいと思います。
価格以上に問題なことは、毎分数百から数千個の包装ラインで、どのように一個づつタグ
を付けるかということです。また、包装紙に事前にタグを付けておく場合、タグ付けと
データ書き込みができる印刷機があるのでしょうか。この技術的問題と包装工程の膨大な
設備投資の問題は、致命的だと思います。このようにRFIDをオープンなサプライチェーン
で実現することは、非常に困難です。
これに比べ、米国では、アマゾンがウォークスルーショッピング Amazon Go を提案して
います。QRコードを表示したスマホを翳して入店した後、商品を自由に取ることができ、
ゲートを出た時に代金が自動決済されるのです。ここでは、RFIDではなくカメラでお客様
の認証と商品の特定を行っています。顔認証や行動認証、パッケージ画像データベースに
よる商品特定の技術はすでに実現されていますので、人工知能により処理速度と精度を高
めれば実用化できます。アマゾンは、今年中に何店舗かに導入するそうです。
RFIDか、画像処理か、どちらが便利で現実的でしょうか。日本がRFIDの実証実験をしてい
る間に、人工知能が進み周回遅れになりそうで心配です。ちなみに、段ボールやオリコン
などの輸送梱包の識別は、画像処理では出来ません。ここでは、RFIDが不可欠です。
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【2】新製品情報
◆ ウェアラブルスキャナ GSR-1000BT/5000BTを販売開始
ウェアラブルリングスキャナは、人差し指に装着し、親指でトリガーボタンを押して
バーコードを読み取ります。読取データは、Bluetoothでスマホやタブレットへ送信します。
両手がフリーになりますので、ピッキングや箱詰めなどの作業効率を大幅に改善できます。
GSR-1000BTはレーザスキャナを、GSR-5000BTは2次元イメージャを搭載しています。
http://www.ainix.co.jp/products/barcode_equipments/cordless_barcode_reader/GSR1000BT/
◆ 高性能CCDスキャナ MT8015Wの読取性能を改善
CCDスキャナ MT8015Wは、読取速度、読取幅、読取距離、分解能、使用温度範囲など読取
性能が大幅に改善します。その性能は、CCDスキャナのレベルを越え、業務用リニアイメ
ージャクラスに匹敵します。しかも、価格は、従来品と同じ低価格です。
業務効率を改善するためにワンランク上のCCDスキャナを希望する方に最適です。
http://www.ainix.co.jp/products/barcode_equipments/handheld_barcode_reader/MT8015W/
◆ 2次元バーコード検証機 REA VeriCubeを販売開始
ドイツREA社のバーコード検証機 VeriCubeを販売開始しました。VeriCubeは、QRコードや
DataMatrixなどのマトリックスシンボルやGS1コンポジットなどの多段シンボルの検証が
できます。また、国際流通規格GS1にしたがったデータフォーマットのチェックも可能です。
更に、レンズが交換できますので、シンボルに適した分解能に変更することができます。
http://www.ainix.co.jp/products/barcode_equipments/verifier_supply/REA_VeriCube/
◆ HID対応の卓上型NFCリーダ XR06U-TIを販売開始
XR06U-TIは、ユニークID (UID/IDm)をドライバやアプリケーションなしにキーボード入力
(HID)できます。したがって、FeliCa、Mifare、I-CODE SLI、Tag-itなどのタグやカードを
使用した物品管理や入退室管理が簡単に実現できます。
http://www.ainix.co.jp/products/RFID_ICcard/RFID_reader/XR06U/
◆ UHF帯RFIDリーダ RFR900を販売開始
RFR900は、4インチ/5インチ画面の業務用タッチモバイルコンピュータに装着できるUHF帯
RFIDリーダですので、ワンタッチでバーコード読取に切り替えできます。360°全方向読取
は、読取デッドポイントを生じさせません。また、大容量バッテリを搭載していますので、
長時間の運用も可能です。しかも、6m以上の長距離読取と毎秒600個の高速読取が可能です。
http://www.ainix.co.jp/products/RFID_ICcard/RFID_reader/RFR900/
◆ 入出荷・棚卸・検品システム POT Check 3.0を販売開始
POT Check 3.0は、ERPのサブシステムとして開発されていますので、安価で短期間の導入
が可能です。入荷、ピッキング、出荷検品、棚卸を機能別にパッケージ化していますので、
部分導入ができカスタマイズも安価で高品質です。ハンディターミナルを使用した入荷
ラベル発行、摘取ピッキング、スキャン検品、一斉/循環棚卸などに対応しています。
http://www.ainix.co.jp/products/autoid_system/logistics_production/POTCheck3.0/
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【3】イベント情報
◆ 第33回 流通情報システム総合展 リテールテック JAPAN 2017
日 時 :3月7日(火)~ 10日(金)10時~17時
場 所 :東京ビックサイト 東展示場 東1/東2/東3ホール
出展品 :モバイルコンピュータ、業務用タブレット、ウェアラブルスキャナ、ポケット
スキャナ、RFIDリーダ、NFCリーダ、モバイルプリンタ、音声・動画同報通信
システム、音声ピッキングシステム、入出荷・検品・棚卸システム、クラウド
POSシステム、他
費 用 :有料(招待状をお送りしますので、必要数をお知らせください。)
詳 細 :http://www.ainix.co.jp/profile/information/exhibition/retailtech2016.html
◆ 第7回 モバイル活用展 春
日 時 :5月10日(水)~ 12日(金)10時~18時
場 所 :東京ビックサイト 東展示場
出展品 :モバイルコンピュータ、業務用タブレット、ウェアラブルスキャナ、ポケット
スキャナ、RFIDリーダ、NFCリーダ、モバイルプリンタ、音声・動画同報通信
システム、音声ピッキングシステム、入出荷・検品・棚卸システム、他
費 用 :有料(招待状をお送りしますので、必要数をお知らせください。)
詳 細 :http://www.ainix.co.jp/profile/information/exhibition/itweek_mobile7.html
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【4】お知らせ、キャンペーン、その他
◆ バリューキャンペーン
CCDスキャナMT8015W、リニアイメージャF560/F680/F680BT、2次元イメージャA670/A670BT、
ミニポケットスキャナM1197MWを大幅値下げしていますので、この機会にご購入ください。
◆ バージョンアップ
BarStar Pro V3.0、LabelStar Pro V4.0は、バージョンアップサービスを受け付けして
います。操作性を向上させると共に、32ビット版と64ビット版を同梱しています。
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