PC Worth (cinoブランド) 製品の読取性能が改善
cino(シノブランド)のPC Worth社は、リニアイメージャF680、F790、FM480、及び、二次元イメージャ A770、FA470の読取エンジンをFuzzyScan 2.0から3.0に切り替えます。これにより読取性能が大幅に改善されます。読取エンジンの移行時期は、工場の在庫数、及び、弊社の在庫数により異なります。
リニアイメージャ F680(F688)、F680BT(F688BT)、F790(F790BT)、FM480
1991年、先進のイメージ処理技術とファジーロジックデコーダによるFuzzyScan 1.0を開発しました。そして、2000年、次世代の光学系とカスタムメイドのSOC (System-on-a-chip)を搭載したFuzzyScan 2.0を開発しました。そして、2014年、イメージ処理技術、光学系、デコード処理を更に改善すると共に、CPU速度を高速化したFuzzyScan 3.0を開発しました。このスキャンエンジンは、F560を除く全てのリニアイメージャに順次搭載されます。
FuzzyScan 3.0は、従来より読取深度と読取幅が改善され、より早い読取速度は、移動読取(モーショントレランス)を改善します。更に、暗い照明下での読取も改善します。したがって、次のようなシンボルも読取できる世界トップクラスの性能を提供します。
- 低品質の印刷や低コントラストのシンボル
- キズや汚れなど損傷したシンボル
- 高反射率面に印刷されたシンボル
二次元イメージャ A770、A770BT、FA470
現在、搭載されている二次元イメージャエンジンは、400MHz ARM9 SOCのジェネレーション1に FuzzyScan 2.0を搭載しています。これが年末までには、1GHz Cortex A9 SOCのジェネレーション2にFuzzyScan 3.0を搭載する予定です。FuzzyScan 3.0は、より鮮明が画像にイメージ処理できるようになり、汚れや傷のノイズを除去します。更に、変形シンボルの切り出しが可能にし、光沢面のシンボルの読取を可能にします。更に、バーコード読取の分解能と読取幅も改善するので、高密度の長いバーコード読取も可能にします。
F680(F688) |
F680BT(F688BT) |
FM480 |
A770 |
A770BT |
FA470 |