人手不足、脱炭素、DX、生成AI・・・
こうした大きな言葉の裏側で、私たちの働く現場には、いつの時代も、より現実的で、現場固有の生々しい課題が内在しているものです。

人が働く現場――。
ものやサービスが生まれ、無数に流通する連鎖のなかで、日本の産業を支える現場で働く皆様が私たちのお客様であり、我たちはそうした現場の課題を解決する集団であり続けたいと考えています。
そして、その一隅を照らす営みを積み重ねることを礎に、お客様の長期的な信頼を得つつ、日本社会の役に立ちたいと志しています。

では一体、私たちは何をお客様に提供し、そうした使命を果たすのでしょうか。

アイニックスは、創業以来磨き続けてきた自動認識技術について、バーコード、RFID、NFCに留まらず、音声認識、マシンビジョン（画像認識）まで幅広い技術を用いた提案やシステム開発をすることができます。
また、世界中から最先端の技術を発掘し、電子棚札(ESL)、業務用モバイル、自動搬送ロボット(AMR)等の事業において独自の価値を提示し続けています。
私たちのこれらのソリューションは、自信をもってお客様にお届けできるものです。

しかしながら、私が考えるアイニックスの強みの源泉は、むしろ目に見えにくいところにあります。
それはたとえば、現場に根差した技術力。
様々な実践を通じて得た経験値。
製品やサービスの本質を見極める力。
予算と効果を秤にかけながら最適解を導く課題解決力。
そして、全員一丸となって、しなやかに鋭くお客様にお応えする組織力――。

私たちは、新しい挑戦に臆さないベンチャースピリットを保ちながら、こうした見えにくい足腰を弛まず鍛え続けることで、今より一層お客様と日本社会の役に立つ会社を目指して参ります。

ぜひ私たちアイニックスの未来にご期待ください。


アイニックス株式会社
代表取締役社長
平本　泰義