保守点検
従来は紙とペンを使用していましたが、モバイル端末と音声認識を使用することにより、点検項目の指示を音声で聞き、結果を音声入力することが可能です。

保守点検は、チェックシートにしたがい目視検査、打音検査、異常音検査、バルブ調整、計測値の読取等を行います。従来の紙とペンによる点検やハンディターミナルによる点検では、点検の際にこれらをを手放す必要があり、また、入力ミスの可能性もありました。
音声認識を使用すれば、点検項目は音声で指示され、点検結果を音声で応えますので、両手がいつもフリーになり、効率良く点検を行うことができます。また、点検記録はデジタル化されていますので、モバイル通信でリアルタイムにサーバに送信することもできます。また、報告書として印刷することもできます。
ヘッドマウントディスプレイを併用すれば、点検内容を目視で確認することができ、更に、図面を見ながらハンズフリーで点検することも可能です。
点検項目を音声で指示し、音声で応答したい
点検項目は、音声合成によりテキストから音声に変換し、応答は、音声認識により音声からテキストに変換します。Voice Text は、極めて自然音に近い音声に変換できます。Lydia は、音声登録なしに高い認識率を実現します。
多言語で応答したい
日本語が得意でない作業者は、母国語で音声指示をし、母国語で応答したい場合があります。音声合成エンジン Voice Text と音声認識エンジン Lydia は、多言語対応ですので、母国語対応が可能です。
音声ターミナルをオフラインで使用したい
音声合成エンジンと音声認識エンジンを音声ターミナルに搭載できますので、ネットワークに接続することなしに使用することができます。指示内容を変更したい場合は、指示ファイルをネットワークでダウンロードし、以降は、オフラインで運用できます。
点検結果をリアルタイムに報告したい
点検結果をリアルタイムに報告し、現場に早い指示をしたい場合があります。構内では、WiFiで通信しますが、屋外では、モバイル通信を使用します。AINIX MOBILE は、安価な通信サービスを提供できます。
長時間運用したい
音声ターミナルをWiFiやモバイル通信で長時間接続する場合、バッテリーの消費が大きくなります。WT41NOは、4800mAh の大容量バッテリにより、長時間の運用を可能にします。
コードレスのヘッドセットを使用したい
マイクとヘッドホンを一体化したヘッドセットの接続ケーブルは、点検業務に支障を来たす場合があります。Blueparrott B250-XT+ は、Bluetoothによりコードレスで音声通話が可能です。
バーコード入力したい
ハンズフリーでバーコード読取する場合は、バーコードリーダを手の甲に装着する必要があります。RS507は、手の甲に装着し、指でトリーを引くことができます。
ヘッドマウントディスプレイをメガネと併用したい
メガネ型のヘッドマウントディスプレイは、メガネと併用できません。しかし、AiRScouter WD-200Sは、ディスプレイをヘッドマウントしますので、メガネを装着している人でも、装着できます。イメージサイズは、1m先に13インチのサイズで、1,280×720 ピクセルの高解像度です。
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音声保守点検システム
保守項目や点検項目を音声で指示し、結果を音声入力する保守・点検システムです。手書入力を排除し、早く正確なデータ管理が可能です。バッチ処理によりどこでも使用です。
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ウェアラブルコンピュータ
Win Compact 7、2.8インチ(QVGA)、802.11a/b/g/n、IP54。腕や腰に装着するウェアラブルコンピュータです。画面なしの音声端末モデルもあります。
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ウェアラブル リングスキャナ
指に装着するウェアラブルのレーザスキャナです。読取距離60cm(JAN)、Bluetooth V4.0LEによりAndroid, iOS, Windowsに接続できます。
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ウェアラブル リングスキャナ
指に装着するウェアラブルの高解像度2次元イメージャで、標準レンジとロングレンジがあります。Bluetooth V4.0LE、Android, iOS, Windowsに接続。