社長からのメッセージ

人生は、出会いから始まる

私は、昭和52年オイルショックの就職難に卒業しました。理工系でも募集が少なく、先生の紹介で電子機器と理化学機器の小さな専門商社(当時はエヴィック商会)に入社しました。そして、電子機器の営業の道に進むことになりました。「電子通信工学を専攻して営業かなあ」と思いましたが、海外の先端技術や先進情報を技術者に紹介する仕事は、「自分が技術者のバックグランドを持っているからできることだ」と思い、実に楽しいものでした。入社して間もなくバーコードに出会い、今までの約35年間、このバーコードビジネスにお世話になりました。そして、このバーコードにより、会社を設立するに至ったことは、実に恵まれた出会いであり、就職難であった時代とバーコードを教えてくれた会社に感謝しています。

また、この会社は、十数年で30人から150人まで急成長し、営業ばかりでなく、商品企画、商品開発、マーケティング、契約業務、採用活動など、幅広い経験をさせてもらいました。その経験が、会社経営に大きく役立っています。

人生というものは、恵まれた就職がハッピーな人生になるとは限らず、私のように苦労した就職が面白い人生になる場合もあるのです。また、小さな会社であったからこそ様々な経験を積むことができ、人より苦労が多かったかも知れませんが、充実した人生を送ることができたと思っています。つまり、会社選びが人生ではなく、どの会社に就職したとしても、そこでの出会いやチャンスをどのように活かすかが重要なのです。大会社に入社すると安心して、出会いやチャンスを見逃すことが多くなる傾向がありますので、理想の就職が出来た人は、特に注意が必要です。

苦労は楽しいことだ

楽と苦労をどっちが好きかと聞けば、苦労と応える人はいないでしょう。しかし、スポーツ選手や芸術家の方々は、勝利や成功を目指して、日々、厳しい練習や修行の日々を送っています。楽をしたら決して勝てないことを知っているのです。しかし、多くのビジネスマンは、楽をして成功する方法を常に考えています。しかし、それはあり得ないことです。

 新しい仕事を開発する、新製品を開発する、トラブルを解決する等、苦しいことばかりですが、それを乗り越えた時の喜びをイメージできるから頑張れるのです。勝利をイメージして頑張るスポーツ選手と同じです。しかし、時には、逃げ出したくなることもあるかもしれません。そんなとき、人生とは、修行の場だと思うと良いでしょう。人間は、生まれてから死ぬまで修行を重ね、人間としての価値を高めていくものだと考えるのです。

課題や問題をひとつ一つ乗り越えていくことにより、「もっと大きな課題や問題が来ないかなあ。自分をもっと試して見たいなあ。もっと修行をしたいなあ。」と考えられるようになります。その心境は、登山家が大きな山に挑戦するのと似ています。出合いを大切にした次は、問題や課題から逃げずに前に進むことを心がけてください。 

再び新卒採用を開始

新卒採用は、5年振りに再開して3年目になります。日本経済の停滞が続くなか、業績が次第に悪化して行き、リーマンショックで大きく落ち込みました。しかし、これにより新規事業にチャレンジすることができ、社員の意識も危機感をもって積極的に取り組むように変わりました。そして、4年連続で増収増益を実現し、再び成長軌道に戻ることができました。何事も逃げずに努力すれば必ず先は開けるということ、そして、危機は変革のチャンスということを、今回も体験しました。この新しくなったアイニックスに皆さんを迎えて、楽しく成長して行きたいと思います。

下記のページをクリックすると私のメッセージビデオを見ることができます。